海外活動報告
訪米実記(2018年4月28日~5月5日)
Mahwah
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写真1:Mako Robotic-Arm Assisted Sugery。Roboticとあるがロボットが自動的に骨を削ったり、人工関節を設置するわけではない。
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写真2:ご覧のとおり操作はすべて外科医がモニター(写真3)を見ながら行う。ロボットアームが「手を添えている」
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写真3
South County Hospital
手術時間は1時間30分程度で平均的レベルです。米英で手術を多く行っている病院では、外科医は2部屋を使用し、手術がある程度終わったら、次の部屋に移動して手術を開始します。次の部屋では、看護師などのスタッフが麻酔下の患者を手術に寝せて消毒して待機し、外科医はすぐに手術することが可能で、効率的な運用をしています。筋肉や皮膚を縫うのはPhysical assistantや若い研修医です。ですから、欧米の外科医は1日に8,9件の手術が可能です。以前、わたしの手術を見学にきたイタリア人医師が1つの部屋で4件の人工股関節手術を9時30から始めて15時30分に終わるのを見て、手術の早さ、スタッフの手際よさに舌を巻いていました。
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写真4:病院正面玄関。この辺りでは最もいい病院の評価を得たという横断幕が掲げられています。
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写真5:玄関から入るとこの病院に寄付した人の名前が書かれた額があります。しかも金額によってチャンピオン、センチュリオンなどの称号が送られています。アメリカらしい。
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写真6:South County Hospitalは全室個室。患者の95%は地元ロードアイランド州から。
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写真7:整形外科病棟内の一角にあるリハビリテーションスペース。病院のリハビリテーション室というのはこれだけです。手術後翌日には退院し、退院後1週間はリハビリ担当者が自宅に来てリハビリを行い、その後は4~6週程度、週に1,2日リハビリ施設に通院することが多い。アメリカは入院費がかなり高いのでこういうことになります。ちなみにアメリカでの人工股関節手術は年間450,000件、日本の10倍です。
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写真8:病院のカフェテリア。患者食と基本的に同じ。
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写真9:このカフェテリアで食べたわたしの昼食。ミートボール入りパスタ、鶏肉、サラダ、スープ、クラッカー。
大谷翔平
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写真10:オリオールズ戦。エンジェルスでは4人目の日本人選手。ヤンキースに行かずに正解と思います。ヤンキースに入団したら二刀流として使ってくれなかったでしょう。日本でもファイターズに入団して大正解です。球団、栗山監督が大事に、大事に育てた日本野球界の至宝です。
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写真11:この日は5番DH。残念ながらノーヒット。エラーで1塁出塁した後、ヒットで俊足を生かしてホームインしました。
ロケ地
最後の場面でリチャード・ギア扮するエドワードがジュリア・ロバーツ扮するビビアンに会いに行ったときの建物で、ここにビビアンが友人と住んでいるという設定です。
1990年公開のこの映画でジュリア・ロバーツはトップスターになりました。
「オー・プリティ・ウーマン」の曲をバックにビバリーヒルズのロデオ・ドライブを着飾ったジュリア・ロバーツが歩く場面が絵になっていました。
写真12:この建物の3階にビビアンが住み、エドワードが手に花を持って外の非常階段を上がって、2階と3階の間で二人は抱擁します。この建物は今でもホテルとして使われています。
自由の女神
写真13:澄み渡った空と自由の女神。移民としてやってきた人々にとって自由の女神はどのように見えたのでしょうか。